種類により性検査の項目になる感染症のウイルス性肝炎

感染症の一つとして恐ろしいものがウイルス性肝炎であり、A型、B型、C型の三種類が知られています。A型肝炎ウイルスは感染性が比較的強く、世界中で感染が知られています。便から排泄されることが知られており、感染経路としては経口感染が知られているものです。先進国においてはあまり頻繁に感染が見られないものの、上下水道が発達していない国においては毎年大勢の患者がでてきています。感染症として先進国でより知られているのはB型肝炎とC型肝炎であり、血液感染が主な経路となることから、輸血を通じて感染してしまった患者が大勢います。血液感染が主な経路であるものの、母子感染も知られていることから生まれ持ってしまう人もいるというのが特徴の感染症となっています。一方、性検査においても肝炎ウイルスの検査を行うことがしばしばあります。性検査の項目としてあげられるのは性的接触による感染も起こりうるからであり、A型とB型については特にその傾向が強いことが知られています。A型肝炎ウイルスは便から排出されるため、便を用いた性行為に興味のある人や肛門を使った性行為を行った場合に感染する恐れがあります。一方、B型肝炎はウイルスは体液中にも存在していることから、通常の性行為によっても感染が起こりやすく、性検査として検査項目に入ることが最も多い種類になっています。C型肝炎ウイルスについてはあまり感染力が高くないこともあって性行為による感染が起こることは稀であり、性感染症として認識されていないこともよくあるほどです。種類によって傾向こそ異なるものの、いずれも感染症として重篤な病態を引き起こすリスクのあるものであり、血液検査によって特定が可能なものです。